「懐かしい未来へ」機内BGMに 出身15組参加楽曲、2月から JAC

2019年02月02日

社会・経済 

 

奄美関係路線の機内BGMに採用された「懐かしい未来へ」のCDジャケット(提供写真)

奄美関係路線の機内BGMに採用された「懐かしい未来へ」のCDジャケット(提供写真)

 日本エアコミューター(JAC)は1日から、奄美群島路線の機内BGMに、奄美大島出身のミュージシャン15組が参加した楽曲「懐かしい未来へ」を使用している。

 

 「懐かしい未来へ」は奄美・沖縄4島の世界自然遺産登録を見据え、奄美の魅力を発信する「唄島プロジェクト」の一環で制作された。奄美で活動するピアニストの村松健さんが作曲。元ちとせさん、中孝介さん、我那覇美奈さん、城南海さんら著名な奄美出身ミュージシャンたちが参加した。

 

 楽曲には「自然や文化の価値を見直し、守るもの、語り継ぐことを楽曲を通じて考えていきたい」との思いが込められている。同社は「奄美の島々を結ぶ航空会社として趣旨、楽曲に親和性を感じている。BGMとして活用することでプロジェクトを応援したい」とコメントを発表した。

 

 唄島プロジェクトの総合プロデュースを務める麓憲吾さん(47)(アーマイナープロジェクト代表)は「奄美の島々をつなぐJACに活用していただけてありがたい。来島する人たちへ唄に込めたメッセージを感じてもらえたら幸い」と喜んだ。