コミバエ対策、零細農家や個人にも配慮を
2015年12月07日
社会・経済
果実や果菜類の害虫・ミカンコミバエが奄美大島で相次いで確認された問題で、奄美市農政部農林振興課は6日、市内7地区で生産農家など住民を対象にした説明会を開いた。奄美市役所での説明会では、国の廃棄命令によって県が買い上げるポンカンとタンカンの単価について生産者などから「零細農家や個人で販売してきた人にも配慮できないか」「廃棄することだけ考えず、加工品として利用促進を」といった声が上がった。県大島支庁と農林水産省の担当者、住民約50人が出席した。