マルシェで奄美 横浜市で物産展 三味線、島唄もにぎやかに
2023年04月28日
社会・経済
「奄美大島ご縁まるしぇ」と銘打った物産展が20日から26日までの7日間、神奈川県横浜市の東急百貨店たまプラーザ店で開かれた。奄美大島の特産品や加工食品、黒糖焼酎、大島紬などの工芸品が多数並んだほか、イベントスタッフが三味線の演奏に合わせて島唄を披露するなど、来場者を楽しませた。
奄美市名瀬でゲストハウスを運営するALOALO・Y(永田陽祐代表取締役)が主催。奄美大島の「良い物」を販売する売り手と、それらを買い求める消費者が楽しくにぎやかに語り合える海外のマルシェ(市場)のような場所を設けようと企画し、13業者の商品が並んだ。
会場には黒糖の加工品や黒糖焼酎、大島紬で作った小物類などの展示販売ブースが並び、来店客で連日、盛況。三味線の演奏など目や耳でも楽しめる内容となり、訪れた買い物客や奄美ファンは体全体で奄美の雰囲気を感じていた。
永田代表(35)は「予想以上のにぎわい。売場では、動画を投影しながら『商品の持つストーリー』をPRした。マルシェ(市場)のような気軽に立ち寄れる奄美の物産展を今後も目指したい」と話した。