大島紬でおもてなし-奄美市名瀬
2014年06月11日
社会・経済
奄美市名瀬の中央通り商店街で10日、大島紬のファッションショー(本場奄美大島紬協同組合主催)があった。旅客船「サン・プリンセス」(7万7441㌧)の名瀬寄港に合わた企画。紬美人や一般のモデルら約20人がレッドカーペットを練り歩いた。サン・プリンセスで来島した観光客たちは足を止めて、大島紬の美しさに見入っていた。
ショーは県の奄美大島紬発信事業の一環。同市のデザイナー本田涼子さん(クチュール蘭代表)が演出し、組合員に呼び掛けてさまざまな大島紬を集めた。ショーでは、染めから織りまで自ら手掛けたモデルや親子モデル、本田さんがデザインした紬ドレスを身に着けたモデルらが着こなしを披露。雨のためアーケード街を散策していた観光客は、バラエティー豊かな大島紬をカメラに収めていた。