若者向け着こなし提案/大島紬ファッションショー
2014年11月16日
社会・経済
大島紬の魅力をアピールするファッションショーが15日、奄美市名瀬であった。奄美看護福祉専門学校の学生男女15人がモデルで出演し、若者向けの着こなしを提案した。
ショーは本場奄美大島紬協同組合青年部と県観光交流局が取り組む大島紬産地発信事業の一環。この日開かれた同校学校祭のプログラムの一部として企画された。大島紬の和装10着、洋装5着が紹介され、会場から盛んにフラッシュと拍手を浴びた。
「白大島」で制作されたドレスで出演した看護学科2年の栗林理菜さん(20)=大島高校卒=は「大島紬を着るのは初めて。ショーに参加して、すてきなドレスもあることを知った。涼しくて手触りもいい。(来年1月の)成人式でも大島紬を着たい」と笑顔で話した。