長野から来島の児童らも足止め
2014年08月02日
社会・経済
奄美市住用町との交流体験で奄美大島に31日までの滞在予定だった長野県小川村の小学生ら28人は、飛行機欠航で足止め。30日にホームステイした後、住用公民館で2日間を過ごした。 小川村の福島誠教育長(54)は「住用町と17年続く交流で初めて。住用町の方々には食事やDVDなどを用意してもらい、よくしてもらった」。 一行は7月28日に来島。初めて南国の台風も経験した。31日夜は公民館で、強風に揺れる窓や雨音で眠れぬ夜を過ごした。 西澤尚典君(小川小6年)は「夜は風の音がすごくて、あまり眠れなかった」と疲れた様子。引率した内田正さん(55)は「多くの人に支えられ、ありがたく思う。子どもたちは不安な夜を過ごしたようだが、一生忘れられない経験になった」と話していた。