香港で焼酎カクテルPR 奄美黒糖焼酎2銘柄も
2021年12月17日
社会・経済
【鹿児島総局】県と県酒造組合は今月中旬から約1カ月間、県内9蔵元の本格焼酎9銘柄を使った「焼酎カクテルプロモーション」を香港のバー4店舗で実施する。奄美群島のみで製造が許可されている奄美黒糖焼酎は弥生焼酎醸造所(奄美市)の「まんこい」、奄美大島開運酒造(宇検村)の「紅さんご」の2銘柄が使用される。
香港の消費者へ県産本格焼酎の知名度向上を図ることが目的。香港内のバー「Quinary」「Ping Pong 129 Gintoneria」「Barcode」「Perfume Trees Gin」の4店舗で現地バーテンダーが選定した9銘柄の焼酎を活用してオリジナルカクテルを提供する。
4店舗のうち、「Ping Pong 129 Gintoneria」と「Perfume Trees Gin」ではそれぞれ、紅さんごを使ったカクテル「Kagoshima God Father」、まんこいを使用した「Yuzu Lady」を味わえる。
県かごしまPR課は「今夏のプロモーションで得られた現地評価や焼酎カクテルレシピを輸入業者や飲食店などへ普及させることで、香港での県産本格焼酎の輸出拡大を目指す」としている。