４年ぶりパレードに５６０人　多彩な舞台芸能でにぎわう　知名町ふるさと夏まつり

第３１回知名町ふるさと夏まつり＆大山祭（同実行委員会主催）は２６日、前夜祭があり、市中パレードやステージ発表で盛り上がった。２７日は本祭があり、くり舟競争、ステージ発表、花火大会などを予定している。

 

新型コロナウイルスの影響で前夜祭は４年ぶりの開催。市中パレードは町内の２０団体約５６０人が参加し、午後６時２０分にスタートした。沖永良部民謡「永良部百合の花」に合わせ、そろいの浴衣や法被を着た踊り連が商店街を練り歩いた。

 

パレード後は２カ所のステージでダンスやバンド演奏など多彩な舞台芸能が繰り広げられ、多くの見物客でにぎわった。パレードを見に来ていた山本セツ子さん（８９）＝同町＝は「商店街に昔のにぎわいがなく、寂しさを感じていた。きょうは小さい子どもたちの姿も見られ、たくさんの人が集まりうれしかった」と話した。

 

２７日の本祭はくり舟競争で開幕。男子、女子、職域対抗の３部門に計４４チームが出場予定。ウインドサーフィン大会も同時開催する。夕方からは南西航空音楽隊の演奏をはじめステージ発表、花火大会がある。