地場産品求め、今年も盛況 大和村でひらとみ朝市

2021年12月27日

社会・経済 

年末恒例の「ひらとみ朝市」が26日、大和村思勝港緑地広場であった。特設テントには地場産野菜などの新鮮な農林水産物や正月用品がずらり。同村の福元地区で生産されている福元ダイコンは今年も人気を集め、売り場は村内外から訪れた買い物客で活気にあふれた=写真。

 

地産地消の推進による地域活性化を目的に、村と農業委員会が実行委員会を組織して毎年開催し今年で28回目。新型コロナウイルス禍を勘案して昨年から餅つきやぜんざい、魚汁の振る舞いは行っていないが、今年も販売開始の午前9時前から来場者が列をつくる盛況ぶりだった。

 

同村津名久から訪れた吉永三郎さん(77)は「ひらとみ朝市は毎年楽しみにしている行事。正月はきょう買った福元ダイコンを味わって過ごしたい」と話していた。