トライアスロン競技で協議 国体天城町実行委総会
2019年04月23日
スポーツ
2020年に鹿児島県で開催される第75回国民体育大会(愛称「燃ゆる感動かごしま国体」)のトライアスロン競技に向け22日、天城町実行委員会(会長・森田弘光町長)の総会が同町役場であった。19年度事業計画など4議案を可決。本年度は11月17日にリハーサル大会を開き、20年の大会本番に向け、運営体制の準備を進めていく。
会には関係機関団体の代表ら約40人が出席。森田会長は「本番に備え、町や島を挙げて選手・スタッフをどう迎えるかが大事。皆さんの協力を得ながら大会が成功するよう取り組もう」などとあいさつした。
リハーサル大会は本番と同じコースで、天城町松原漁港を発着点とするスイム1・5㌔、バイク42・8㌔、ラン10・7㌔の計55㌔で競う。参加上限は成年男女とも各100人で、女子は午前9時、男子は午後0時半にスタートする。コース周辺には約110人の交通整理員を配置し、選手や観客の安全を確保する。
リハーサル大会に向け、本年度は同漁港にスイムスタート用のスロープを特設する。町ホームページに国体専用サイトを開いて広報啓発を強化するほか、日本トライアスロン連合公認の第3種審判員講習会を4回開催して審判員育成に努める。
かごしま国体は20年10月3~13日、「熱い鼓動 風は南から」をスローガンに県内各地で展開される。トライアスロンは正式競技で、同月4日にある。奄美群島では同町のほか、奄美市で相撲競技、知名町でパワーリフティング(公開競技)が行われる。