和牛やクロマグロ贈呈 元ちとせさんサプライズ登場 ベイスターズ歓迎パーティー
2018年11月07日
スポーツ
奄美市名瀬で秋季キャンプ中のプロ野球・横浜DeNAベイスターズの歓迎パーティが5日夜、同市名瀬の集宴会施設であった。ベイスターズ奄美協力会(会長・朝山毅奄美市長)や学童野球チームと球団関係者が交流。協力会はペナントレースの健闘をたたえ、ベイスターズのアレックス・ラミレス監督は「来季は日本一を目指す」と抱負を述べた。
歓迎会には約150人が参加。球団からは三原一晃代表とラミレス監督、選手ら16人が出席した。
朝山会長は「毎年、秋季キヤンプに加えて子どもたちに野球、食事教室や施設訪問などをしていただき、感謝している。この縁を大切に、ペナントレースの疲れを癒やしていただき、来季こそはリーグ優勝と日本一を」とあいさつ。
ラミレス監督は「来季のチームづくりは奄美キャンプから始まる。日本一になったときには感謝の気持ちを込めて奄美でもパレードをしたい」と語った。選手を代表して神里和毅外野手は「今シーズンは悔しい結果となった。奄美で力をつけてリーグ優勝、そして日本一を目指す」と決意を表明した。
奄美市は奄美産クロマグロ約50キロ、県は鹿児島黒牛20キロをそれぞ贈り激励。松山美枝子さん、岩崎こももさんが祝い唄を披露した。
余興などに続き、歌手で唄者の元ちとせさんがスペシャルゲストとして登場。「ワダツミの木」を熱唱し会場を盛り上げ、最後は来場者全員で六調を踊った。
同球団の秋季キャンプは19日まで。10日は奄美市の名瀬運動公園で小中学生を対象にした野球教室を行う予定。