奄美など県内巡りゴール かごしま国体・大会炬火リレー

2023年09月08日

スポーツ

かごしま国体・大会の炬火リレー到着式で受け皿に点火する最終ランナー=7日、鹿児島市

県内全市町村を巡った「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」の炬火(きょか)が7日、鹿児島市の県庁に到着した。ゴール地点の県庁1階ロビーでセレモニーがあり、炬火リレーの最終ランナーが受け皿に点火。ランタンに移された火は、国体総合開会式前日の10月6日まで県庁内で展示する。

 

炬火の採火式は7月20日に県庁であり、リレーは21日にスタート。奄美群島を含む離島コースなど3ルートで県民がつないだ。台風6号の影響により奄美の自治体ではリレーの中止が相次いだが、代替イベントを実施して国体・大会開催への機運を高めた。

 

到着式では各コースの最終ランナー3人が拍手に迎えられて登場。塩田康一知事が受け皿に点火された火をランタンに移した。

 

塩田知事は「4800人の県民がつないだ炬火は、国体の総合開会式でシンボルとしてともされる。素晴らしい思い出に残る希望に満ちた大会となるよう、しっかりと準備に取り組んでいく」と述べた。