球場で島の魅力PR ベイスターズ「奄美デー」 横浜スタジアム

2023年07月06日

スポーツ

「祝奄美群島日本復帰70周年」の文字をバックに始球式を行った安田壮平奄美市長(左)=4日、横浜スタジアム

奄美市は4日、横浜市の横浜スタジアムであったプロ野球の横浜DeNAベイスターズ対東京ヤクルトスワローズの試合で「奄美デー」と銘打ったイベントを開いた。安田壮平奄美市長が始球式を行い、球場を訪れた野球ファンに奄美をア

試合前のセレモニーで、紬美人の金子きよらさん(手前)と唄者の里歩寿さんから花束を受け取る選手代表=4日、横浜スタジアム

ピールした。応援ツアー参加者と出身者ら約350人の奄美関係者も観戦。球場には奄美群島の日本復帰70周年を祝うテロップも流され、球場を「奄美色」に染めた。

 

球団が、奄美市をキャンプ地としている縁で開催。球場の外では奄美市が観光PRコーナーを設け、仮想現実(VR)技術を活用して、世界自然遺産に登録された奄美大島の魅力を伝えた。

 

試合前には、奄美大島出身で唄者の里歩寿さん(29)と2023年紬美人の金子きよらさん(24)が、大島紬姿でベイスターズの山本祐大選手とスワローズの武岡龍世選手に花束を贈呈。安田市長は、奄美群島日本復帰70周年にちなんだ「70」の背番号で始球式に臨み、球場を沸かせた。

 

試合中のバックスクリーンやデジタルサイネージには、奄美群島日本復帰70周年と奄美市のPR動画が放映され、約3万人の来場者は自然と人情味にあふれる島の素晴らしさと歴史に魅了されていた。