近畿大、樟南高相撲部が奄美合宿
2019年08月24日
スポーツ
近畿大学相撲部(伊東勝人監督、部員29人)と樟南高校相撲部(里村周二監督、部員4人)は22日から2日間の日程で、徳之島合同合宿を行った。最終日も徳之島町相撲場で実践形式の練習に汗を流した。
樟南高相撲部は、徳之島出身の部員が頑張っている姿を保護者や地域住民に見てもらおうと定期的に同島で合宿を行っている。近畿大相撲部との合同合宿は3回目。里村監督(57)と伊東監督(54)は同大の先輩後輩の間柄で一緒に練習することになったという。
23日は樟南高4人、近畿大11人の部員が練習に参加。地元の小中学生も加わり、ぶつかり稽古など激しい練習を見学した。
樟南高相撲部の里村監督は「大学生との練習は技術的にも精神的にも得るものが大きい。合宿は部員が成長する絶好の機会。9月の全国大会も控えているので強化にもつなげたい」、近畿大の伊東監督は「学生が指導する側になることで、自分の相撲を見つめ直すことができる。練習環境を変えることで学生の刺激になれば」と語った。
全国大会で優勝経験のある亀津小5年の徳田倫之亮君(11)は「先輩たちの取組を見て、体の大きい相手への対策を学べた。9月には全国大会出場を懸けた九州大会もあるので頑張りたい」と話した。
両校の部員らは23日、奄美大島に移動し、28日まで宇検村で合宿する。