鹿児島市で開会式練習会 大島高生も式典演技に 国体開幕まで50日

2023年08月19日

スポーツ

かごしま国体開幕まで50日となり、塩田康一知事が激励に訪れた総合開会式の式典演技練習=18日、鹿児島市の白波スタジアム

「燃ゆる感動かごしま国体(特別国民体育大会)」まで50日となった18日、鹿児島市の白波スタジアムで総合開会式の練習会があった。式典演技には県内の小中高校生、大学生ら総勢約1700人が出演する。奄美からも県立大島高校(奄美市)のダンス部・新体操部の生徒7人が参加予定。集団演技で鹿児島の魅力を発信する。

 

開会式は10月7日に同スタジアムである。式典演技のタイトルは「Heartbeat Kagoshima~鹿児島の鼓動」。全5章構成で計44団体が出演し、鹿児島が誇る自然や若者のエネルギーをダンスなどのパフォーマンスで表現する。

 

18日の練習会には出演予定者のうち約1450人が参加してフィールド内での動きや立ち位置などを確認した。塩田康一知事も最終章フィナーレの練習風景を視察。塩田知事は「開会式は全国の皆さんが注目する大変重要なイベント。熱い鹿児島の鼓動がアスリート、関係者、全国の皆さんに届くように、これから最後の仕上げに向け頑張ってほしい」と激励した。

 

鹿児島での国体は当初2020年に予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期された。特別大会となる今年の国体は、奄美群島が日本復帰70年を迎えるのに加え、国体競技が奄美で初開催されることから、群島での実施競技は「奄美群島日本復帰70周年記念」の冠称が付く。