全国大会でも優勝を 朝日中相撲部が市長を表敬

2018年08月15日

スポーツ

朝山市長を表敬訪問した朝日中相撲部メンバー(前列)=14日、奄美市役所

朝山市長を表敬訪問した朝日中相撲部メンバー(前列)=14日、奄美市役所

 全国中学校相撲選手権に出場する奄美市立朝日中学校相撲部の選手6人が14日、奄美市役所に朝山毅市長を表敬訪問した。主将の濱口颯翔さんは「応援してくれる皆さんの気持ちを忘れず優勝を目指したい」と語った。全国選手権は18、19の両日、山口県の岩国市総合体育館相撲場である。

 

 メンバーは濱口さん、西加陽斗さん、栄龍征さん、市田愛翔さん、蘇畑実大さんの3年生5人と1年生の徳田理來さん。

 

 朝日中相撲部は7月の県中学校体育大会と今月9日の九州大会で団体優勝。個人では濱口さんが九州大会、西加さんが今月5日の全国都道府県中学生相撲選手権無差別級で優勝するなど快進撃を続けている。

 

 濱口さんから報告を受けた朝山市長は活躍に目を細め「知っての通り奄美は相撲が盛ん。群島民皆が応援している。正々堂々と戦って朝日中の新しい歴史をつくってほしい」と激励した。

 

 西加さんは「九州大会で濱口君が優勝したのはうれしかった。自分は九州では個人3位だったが、全国大会では団体、個人とも力を出し切って優勝を狙う」と話した。栄さんは「小学校から一緒に練習してきたメンバーと出場できる中学最後の大会。皆で優勝を勝ち取る」と語った。

 

 森田次郎監督(44)は「全国で戦える選手がそろった上、一連の大会で急成長してきた市田、ムードメーカーの蘇畑などそれぞれが想像以上に役目を果たして一丸となっている。これで優勝できなかったら私の責任というくらい良いチーム。重圧はあるが、はねのけて頂点を狙う」と力を込めた。