自転車通勤を推進  最大3万円の購入補助も  和泊町

「自転車通勤推進宣言団体」に認定された和泊町の職員=11日、同町

「自転車通勤推進宣言団体」に認定された和泊町の職員=11日、同町

  和泊町はこのほど、国土交通省が4月に創設した「自転車通勤推進企業宣言プロジェクト」の認定団体に選ばれた。町は駐輪場の確保や交通安全教育などを実施し、職員の自転車通勤を推進する。

 

 同省による宣言企業の認定は初めてで、全国各地の24企業・団体が選ばれ、県内では同町が唯一認定された。

 

 町の担当者は「役場では毎週水曜日をノーカーデーに設定し、自転車や徒歩での通勤を促す取り組みもある。宣言を町全体の自転車活用推進につなげたい」と語っている。

 

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 和泊町は9月1日付けで、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し自転車購入促進緊急対策事業を始めた。移動時の3密を避けるのが目的。自転車を購入した町民に最大3万円を補助する。

 

 感染症対策と併せ、町の「むぅるほうらしゃ(みんな喜ぶ)プロジェクト」の一環。自転車の活用を推進し、町民の健康増進や環境負荷の低減を図る。

 

 購入補助の対象者は町内の登録店舗で9月1日以降に新品の自転車を購入した満20歳以上の町民。1世帯当たり1台に限り、本体購入費用の半額(上限3万円)を補助する。補助申請には購入した自転車の防犯登録加入などが必要。事業費は591万円。

 

 町土木課の平山烈士さん(41)は「今後は自転車レーンの設置など自転車を利用しやすい交通環境づくりにも力を入れたい」と話した。