不発弾と断定できず 喜界島爆発事故現地調査終了

爆発事故の現場から回収された金属片=27日、喜界町役場

爆発事故の現場から回収された金属片=27日、喜界町役場

 喜界町湾の民家敷地内で起きた爆発事故の現地調査が27日に終了した。26日からの2日間で金属片50個を回収。調査した陸上自衛隊第104不発弾処理隊(佐賀県)の福田秀勝運用班長は「信管が付いていたと見られる金属片もあり、爆弾の可能性は高い。しかし不発弾と関連性があるとは断定できない」と説明した。

 

 爆発は18日午後2時10分ごろ、同町湾の農業男性(67)方の敷地内で発生。爆風で木造平屋建て倉庫の屋根や壁が吹き飛ばされ、倉庫前に深さ約3メートル、直径約9メートルの穴ができた。

 

 調査には2日間とも警察や消防、役場職員ら約30人が協力。重機や金属探知機などを使って現場周辺を調べた。

 

 調査終了後、今回の調査で見つかった金属片50個と、爆発事故の翌日に奄美署が回収した金属片2個が町役場で報道関係者に公開された。26、27の2日間で見つかった金属片50個は大きなもので長さ55センチ、幅15センチあり、一番小さなものは4センチ四方だった。

 

 町総務課によると、金属片は当面、役場内に保管。今後の調査方針や取り扱いについては警察が主体となって決める予定。