龍郷町に「住もうディ!」 移住・空き家 相談窓口を設置 協力隊がマッチング支援

 

移住や空き家についての相談窓口を担当する地域おこし協力隊の間弓さん(右)と森さん=26日、龍郷町幾里

移住や空き家についての相談窓口を担当する地域おこし協力隊の間弓さん(右)と森さん=26日、龍郷町幾里

 龍郷町は26日、町内全域の空き家・移住に関する相談窓口「移住ガイドセンター住もうディ!」を同町幾里の荒波龍美館内に開設した。地域おこし協力隊2人が常駐し、空き家の貸し借りについての相談や移住希望者と地域とのマッチング支援を行う。担当者は「同じ移住者としての目線から龍郷の魅力や暮らしの様子などを詳しく伝えていく」「町内にある空き家の貸し出しも促進したい」とそれぞれ意欲を語った。年間の相談数300件を目標に活動する。


 町企画観光課によると、昨年4月から今年1月25日までに登録された貸し出し可能な空き家は3件で、空き家・移住の相談件数は32件だった。町内で仕事が決まっても住居が見つからずに移住に至らなかったケースもあったという。


 窓口を担当するのは着任10カ月目の森まゆみさん(40)=福岡県出身、円在住=と、着任9カ月目の間弓祐次郎さん(44)=茨城県出身、安木屋場在住=の2人。主に森さんが移住関連、間弓さんが空き家関連の相談を受け持つ。


 小学生の子どもを持つ森さんは「地域の暮らしぶりとともに学校や病院、福祉についてもきめ細かく情報提供し、移住者と地域のミスマッチを防いで定住促進につなげたい」。


 東京で不動産会社に勤めていた間弓さんは「補修が必要な物件も含めれば町内には約200件の空き家がある。持ち主へのアプローチも積極的に行い、常に20件ほど貸し出せる物件がある状態を目指す」と抱負を述べた。


 窓口を設置した荒波龍美館は、同町荒波地区(秋名、幾里、嘉渡、円、安木屋場集落)に人の流れを生み出すことなどを目的に2020年に開館。住民らでつくる一般社団法人E’more(イモーレ)秋名(村上裕希代表理事)が指定管理し、地元の主婦らによる食堂やシマ暮らしを体感できる宿泊事業などを展開している。


 森さんらは「窓口を訪れた際はランチや集落散策などで龍郷の魅力を感じてもらいたい」とアピールした。窓口の公式ウェブサイトでは各地域の概要や先輩移住者の声なども紹介している。今後は空き家の持ち主を対象にした補修、活用についてのセミナーなども開催する予定という。


 「住もうディ!」窓口は午前10時から午後4時まで(水・木は定休日)。電話やウェブサイトで予約できるほか、テレビ会議システムでのオンライン相談や会員制交流サイト「LINE」公式アカウントでも受け付ける。


 問い合わせは電話0997(58)8843たつごう移住ガイドセンター住もうディ!。

【写真①】ヨコ

【写真②】タテ・ヨコ
荒波龍美館内に設置された移住ガイドセンター「住もうディ!」=26日、龍郷町幾里

【編注】
※●はダッシュ記号
森まゆみ、間弓祐次郎
電話0997(58)8843