経営・サービス向上確認/奄美大島開催、20年ぶり/全社連九州ブロック

2018年06月14日

地域

九州各県の飲食業経営者が親睦を深めた鹿児島大会in奄美大島=11日、奄美市名瀬(提供写真

九州各県の飲食業経営者が親睦を深めた鹿児島大会in奄美大島=11日、奄美市名瀬(提供写真

 全国社交飲食業生活衛生組合連合会(全社連)の九州ブロック協議会鹿児島大会in奄美大島(県社交業飲食業組合主管)が11日、奄美市名瀬の集宴会施設であった。九州各県の飲食業経営者など約100人が参加。経営やサービスの向上を申し合わせ、大会宣言・決議を採択した。九州ブロック大会の奄美大島開催は20年ぶり。

 

 全体会議は佐藤昭次郎・九州ブロック協会長のあいさつで開幕。環境省奄美自然保護官事務所の千葉康人・上席保護官は「奄美大島の自然の希少価値と世界自然遺産の可能性」をテーマに記念講演した。

 

 出席者は「地域振興と食の安全・安心に努める」との大会宣言と、①交際費課税の撤廃を強く求める②安全・安心な繁華街を目指し、暴力団等の排除に努める③明確な料金表示の店として顧客の信頼を高める―など5項目を盛り込んだ決議を採択した。

 

 懇親会は前山真吾さんと向珠里さんが島唄、ハウオリアイスタジオのフランダンスを披露したほか、サプライズゲストとして元ちとせさんと、中孝介さんのユニット「お中元」も出演し、盛り上げた。

 

 最後は奄美市社交業組合の伊東隆吉支部長が「世界自然遺産登録は延期となったが、奄美がさらに注目され、魅力を伝える時間をいただいたと考えている。奄美の文化発信に業界一丸となって取り組みたい」とあいさつした。