始球式で投げる定岡 高校野球県予選

力投する定岡さん=9日、県立鴨池球場

力投する定岡さん=9日、県立鴨池球場

 第100回記念県大会の始球式は元巨人軍投手、定岡正二さん(61)と鹿児島実業時代の捕手、尾堂栄一さん(60)のバッテリーが担当した。澄み切った夏空の下、定岡さんが内角に速球を決めると球場内にどよめきが起きた。

 1973年と74年に県代表として夏の甲子園に出場し、74年にはエースとして鹿児島県勢初のベスト4進出に貢献した定岡さん。第100回大会記念と投手、捕手の名前が刺しゅうされた鹿実のユニホームに袖を通した瞬間、「(44年前の)高校時代に戻ったようだった」と振り返った。尾堂さんも「身が引き締まり、あっという間の出来事だった」と話した。

 定岡さんは式後、夏の甲子園を目指す選手らに「1戦1戦大事にして、最高の夏にしてほしい」とエールを送った。