「今帰仁スイカ」食べ交流 給食食材で両地域を理解 内城小(和泊町)×天底小(沖縄・今帰仁村)

2023年07月13日

子ども・教育

給食で「今帰仁スイカ」を食べながらウェブ交流する内城小の児童=11日、和泊町の同校

【沖永良部総局】和泊町の内城小学校(岩戸孝夫校長)5年生8人と沖縄・今帰仁村の天底小学校5年生26人は11日、給食に出された同村産「今帰仁スイカ」をテーマにテレビ会議システム使って交流した。クイズや質問を通して両地域やスイカへの理解を深めた。

 

友好都市協定を結ぶ両地域の理解を深め、経済的な交流を推進することなどを目的とした北山文化圏ロード構築プロジェクトの一環で4年目。毎年3月には和泊町が今帰仁村に同町産バレイショを送っている。今回は今帰仁村から同町にスイカ40個が届いた。

 

ウェブ交流では、内城小の児童が沖永良部島や同校の特徴、学校生活などを紹介。天底小の児童は今帰仁スイカの生産者の仕事内容や選別・出荷作業などを動画を使って説明した。内城小の子どもたちはスイカの値段や授粉方法、おいしいスイカの見分け方や食べ方など積極的に質問していた。

 

給食時間も今帰仁スイカを食べながら交流。内城小の児童が食べた感想などを伝えた。

内城小の窪田煌海君(10)は「今帰仁スイカはしゃきしゃきしておいしかった。天底小の発表を聞き、スイカは最初白いということを学び、びっくりした」と感想を話した。