「奄美ならではの物語」鑑賞を ネリヤカナヤ創作童話コン作品展示 県立奄美図書館
2022年11月03日
子ども・教育
奄美群島の児童生徒が自由なテーマで物語を創作した「第19回ネリヤカナヤ創作童話コンクール」の入賞作品展示が1日、奄美市名瀬の県立奄美図書館で始まった。最優秀賞8、優秀賞11の計19作品が同館1階エントランスホールに展示されている。期間は12月11日まで。
同コンクールは、子どもたちの創造力や表現力を養い、豊かな心やたくましく生きる力を育むことを目的に、県図書館協会奄美支部が毎年実施。今年は43校(小学校32校、中学校9校、高校2校)から131作品が寄せられた。
展示コーナーでは、最優秀賞・優秀賞に選ばれた児童生徒の直筆原稿の複写を来館者が自由に閲覧できる。第1回~18回までの同コンクール作品集も展示している。同館指導主事兼専門員の伊地知敬雄さん(45)は「奄美ならではの素晴らしい作品がたくさん。創造力豊かな子どもたちの物語をぜひご覧ください」と来場を呼び掛けている。
第19回の入賞作品をまとめた作品集は来年3月ごろに完成予定で、各市町村の図書館や学校などに配布される。