えりすぐりの品を販売 今年も開設、チャレンジショップ 奄美高校
2023年06月17日
子ども・教育
奄美市名瀬の県立奄美高校(脇浩一校長、生徒377人)の商業科と情報処理科の3年生7人は16日、名瀬市街地の中央通りアーケード街で「奄美高校チャレンジショップ」を開いた。同校が企画に携わった商品「奄味(あまみ)ラスク」のほか、全国の高校が開発した商品などを販売。生徒らは笑顔で店頭に立ち、えりすぐりの商品を利用客に手渡した。
チャレンジショップは、課題研究の一環で毎年開催しており、同校商業教育の集大成。商品企画や仕入れ、販売を通じて地域振興への貢献を図るため開設している。
この日はメンバー一押しのレトルトカレーやジャム、ドレッシングなどが店頭に並べられ、生徒たちはオリジナルの法被姿で元気よく通行人に声を掛けていた。
店長の仁科慧さん=商業科=は「前回人気があったものやおいしそうな商品を選んで並べた。完売を目指して頑張りたい」と話した。
チャレンジショップは今月30日と7月7日の両日、同校近くの県立奄美図書館前でも開設予定だという。