国際交流派遣の中学生 奄美市長に報告
2018年10月30日
子ども・教育
奄美市の中学生国際交流派遣事業で米国テキサス州ナカドウチェス市を訪れた奄美市の中学2年生15人が29日、朝山毅市長を表敬訪問し、国際的な視野を広げた活動などを報告した。
奄美市は旧名瀬市時代の1995年にナカドウチェス市と姉妹都市盟約を結んだ。以降、両市の中学生を派遣し合って交流を広げている。
生徒たちは6日から20日までの日程でホームステイをしながら現地の中学校に通い、米国の生活を体験。奄美出身者でつくる南カリフォルニア奄美会メンバーとの交流会や、奄美市とナカドウチェス市の交流25周年記念式典にも出席した。
生徒代表の當郷希沙羅さん(13)=小宿中=は「ホストファミリーが日本語を覚えて話しかけてくれたのがうれしかった。この研修会を通して、いろんな活動に参加して自分の将来に向かって頑張っていきたいと思った」と話した。
朝山市長は「皆さんの勇気と情熱に敬意を表したい。言語、慣習、風習をお互いによく知る環境ができつつある。今回の経験を生かし、周りへの感謝を忘れず堂々と誇りを持って学園生活を送ってほしい」などと語った。
12月1日には名瀬の奄美文化センターで報告会を開く。