目標掲げ、気持ち新たに 3学期始業式 奄美群島の小中高校
2023年01月11日
子ども・教育
奄美群島の小、中、高校で10日、3学期の始業式が行われた。先生や友達と新年のあいさつをした児童生徒たちは、冬休みの思い出を振り返り、学年最後の学期に向けて目標を掲げて気持ちを新たにした。
奄美市名瀬の小宿中学校(前泊勝利校長、生徒150人)では、生徒らが体育館に集まって始業式を実施。各学年と生徒会の代表が3学期に頑張りたいことや学校全体で取り組むことなどについて発表した。
伊集院優真さん(3年)は、公立高校の入試に向け「志望校合格のため意識を受験モードに切り替える。自分なりに努力して残り少ない時間を大切にしたい」と意気込んだ。
生徒会代表の金丸魁希さん(2年)は「今年は校則の見直しに取り組む。生徒一人一人が学校の当事者として、自分の意見や考えを言える雰囲気をつくっていきましょう」と呼び掛けた。
前泊校長は新型コロナ禍やインフルエンザの流行を踏まえ、健康管理の大切さを強調。学習・生活面では「(勉強で)分からないことは現学年で分かるようにすること。気持ちの良い返事とあいさつにも心掛けて」と話した。
始業式後は生活指導があり、生徒らは進級・進学の準備期間となる3学期の適切な過ごし方などを確認した。