阿室小が団体優秀賞 宮原君(6年)が金賞 「みどりの小道」環境日記コン
2022年12月15日
子ども・教育
小学生が身近な環境について記録する「みどりの小道」環境日記コンテスト(一般財団法人グリーンクロスジャパン主催)の結果が10日に発表され、宇検村立阿室小学校(中村正治校長)が団体の部で優秀賞を受賞した。個人の部では、同校から宮原航太君(6年)が金賞に選ばれたほか、銀賞や銅賞などにも児童7人が入賞した。
コンテストは児童らが身近な地球環境について考えることが目的で24回目。同校では2020年から全児童が取り組んでおり、今年は6~7月の2ヵ月間、身の回りの環境について気付いたことや気になったことを記録した。
宮原君は「自然の中でたくさんの命が育まれていることが分かった。奄美の自然のすごいところだけでなく、ごみ問題やロードキルなど残念なところも取り上げた」と振り返った。
同校が優秀賞に選ばれるのは2年連続。環境学習を担当する岩切敏彦教諭は「環境体験だけでなく、感じたことを表現し、考えて行動につなげることが大切。児童たちは身近な生活から、環境について学びを得ることができていた」と語った。
個人の部で入賞した同校の児童は次の通り。(敬称略)
【金賞】▽審査委員長特別賞 宮原航太(6年)
【銀賞】▽グリーンクロスインターナショナル賞 小城美玖(5年)、田畑心々菜(同)
【銅賞】▽グリーンクロスジャパン賞 宮原怜(4年)、上米良心菜(3年)、富岡優(5年)
【佳作】▽グリーンクロスジャパン奨励賞 小城祐美(6年)
【審査委員特別賞】▽若葉賞 宮原和玖(2年)