「翼広げ、楽しんで」 瀬利覚イルミ点灯 知名町
2023年12月03日
地域
知名町瀬利覚の湧水ジッキョヌホーに隣接する広場(愛称・ニュータ公園)のイルミネーションが1日、点灯した。昨年に続く電飾で、白い翼と沖永良部島を回遊するクジラを表現。年明け1月31日まで毎夜(午後6~10時)楽しめる。
イルミネーションは昨年、当時の集落区長、東則雄さんの「明るい場所にしたい」との思いを聞いた住民の一人からの寄付金を使って設置された。翼は片翼の長さ約2・5メートル、クジラは全長約7メートルで、昨冬も撮影スポットになるなど好評だった。
この日は住民ら約20人が参加し、点灯式を開催。カウントダウンの後、イルミネーションが一斉に点灯すると、参加者から歓声が上がった。友人同士や家族で記念撮影する様子も見られた。
昨年に続き電飾を担当した同集落の大石浩一さん(41)は「沖永良部島が好きなので、島の方が写真を撮るなど喜んでいる姿を見るとうれしい。翼はコロナ禍でも皆さんに楽しんでもらえたらという思いでデザインしたが、来年はより翼を広げて楽しんでほしいと思う」と笑顔で話した。