米寿記念に写真贈呈 139人、長寿健康祝う 奄美市社協

2022年08月12日

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福山会長(右)から記念写真を受け取る住さん=8日、奄美市名瀬長浜町の住さん宅

奄美市社会福祉協議会(福山敏裕会長)は1日~8日、奄美市内で米寿を迎える139人へ、カメラマンが撮影した記念写真を贈った。社協職員らが自宅へ写真を届け、長寿と健康を祝福した。

 

米寿の記念写真贈呈は、赤い羽根共同募金の助成金活用事業の一環として毎年実施。今回の対象は1935(昭和10)年4月2日~36(昭和11)年4月1日生まれの人で、市の広報紙や民生委員を通じ希望を募った。

 

8日午前、福山会長は同市名瀬長浜町の住元子さん(86)宅を訪ねた。記念写真を手渡し「これからもどうか、ますますお元気で」と祝意を表した。

 

住さんは写真を受け取り「最初は恥ずかしかったが、一生に一度の記念になってうれしい。畑仕事で体が丈夫になった。今はコーラス講座やストレッチ教室に通い、身体を動かすのが健康の秘訣(ひけつ)」と笑顔で話した。今は1人暮らしだが、自宅は色鮮やかな花に囲まれている。植物の世話も大切な生きがいだという。