過去最多の584人 県内コロナ
2022年01月27日
地域
県と鹿児島市は26日、新たに584人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。2日連続で過去最多を更新した。このうち鹿児島市の感染者は343人で全体の約6割を占めた。奄美群島在住者は4市町で19人。県は同日、霧島市の介護事業所や霧島市の医療機関など県本土で4例のクラスター(感染者集団)を確認したと発表した。
奄美群島の新規感染者は、奄美市が10歳未満から70代の男女12人、徳之島町が10歳未満から50代の女性4人、龍郷町が10歳未満の男性と70代女性の2人、瀬戸内町が50代男性1人だった。
鹿児島市以外で新規感染者数が多かったのは、霧島市68人、姶良市49人、鹿屋市と薩摩川内市が各18人など。県外は4人だった。
感染者の累計は1万3847人。25日現在、医療機関に227人が入院し、582人が宿泊施設に入所、自宅待機は1864人。重症者はなく、酸素投与が必要な中等症者は20人。新たに鹿児島市の65歳以上の女性1人の死亡も確認された。
県本土で確認されたクラスターは、霧島市の介護事業所(11人)と医療機関(10人)、姶良市の高齢者施設(16人)、南九州市の介護事業所(9人)。マスクの着用や換気が不十分だったという。