黒龍王が2度目の防衛 全島一大会、サミットで盛況 伊仙町
2023年10月23日
地域
徳之島ナンバーワンの闘牛を決定する第35回全島一・軽量級優勝旗争奪戦(伊仙町闘牛協会西部支部主催)が22日、伊仙町の徳之島なくさみ館で開かれた。同日に同町で開かれた第26回全国闘牛サミットと、奄美群島日本復帰70周年を冠した特別な大会とあって、満員の3千人を超える観客が来場。全10取組があり、島内外の闘牛ファンが熱戦に沸いた。
メインイベントの全島一優勝旗争奪戦は王者「黒龍王」(面縄)が3連勝の挑戦者「吉村畜産☆光心」(鹿児島)と対戦。激しい角競り合いを制した黒龍王が、1分39秒で挑戦者を退けて2度目の防衛を果たした。
軽量級は挑戦者の「茉也虎三男坊」(下久志)が7分21秒の攻防の末に新王者に輝いた。大会皮切りの一番となった県対抗戦は徳之島代表の「照天龍」が勝利した。
三賞は以下の通り。
▽殊勲賞 照天龍▽敢闘賞 闘将黒☆宝(松原)▽技能賞 拳心(目手久)