バレンタインデーに花贈る 買い物客へ沖永良部産 知名町4HC
2023年02月16日
社会・経済
若手農家らで構成する知名町農業青年クラブ(4Hクラブ、池沢匠会長)はバレンタインデーの14日、同町のスーパー前で買い物客へ沖永良部島産の花束をプレゼントした=写真。
海外では習慣となっている、バレンタインデーに性別を問わず大切な人へ花を贈る「フラワーバレンタイン」を広めようと、2016年から続けており、8回目。島民に花の魅力を知ってもらい、花卉(かき)生産者人口の増加にもつながればとの思いも込めている。
花束は町内の花卉農家からオリエンタルリリー、キク、グラジオラス、トルコギキョウ、テッポウユリの5種類を購入したり無償提供してもらったりして、50束を用意。この日は会員8人が参加し、買い物帰りの女性に花束を手渡した。
花束を受け取った60代女性は「フラワーバレンタインは知らなかった。突然花をもらってびっくりしたが、うれしかった」と喜んでいた。
園芸作物を生産している池沢会長(29)は「自分も花づくりに興味があるので、この取り組みを通して花に興味を持つ人が増えてくれたら」と話した。