奄美は278人で最多更新 県内で3日連続3千人超 新型コロナ

2022年07月29日

社会・経済 

 県と鹿児島市は28日、新たに3183人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。3千人を上回る感染者の確認は3日連続。奄美群島在住の感染者は全12市町村で計278人(10歳未満から90歳以上の男女)に上り、27日(263人)に続き過去最多を更新した。

 

奄美在住の新規感染者は、奄美市97人、伊仙町35人、徳之島町31人、喜界町20人、瀬戸内町と天城町が各19人、与論町15人、龍郷町14人、知名町11人、和泊町9人、宇検村6人、大和村2人。

 

新規感染者が多かった県内自治体は鹿児島市1401人、鹿屋市208人、薩摩川内市196人、霧島市167人など。県外は22人だった。

 

感染者の累計は13万7651人。27日現在、医療機関に402人が入院し、1377人が宿泊療養、2万11人が自宅待機している。重症者は1人で、酸素投与が必要な中等症者は79人。

 

また県と鹿児島市は28日、感染者3人の死亡を発表した。このうち1人は同市内の10代男性で、感染後に自宅待機していた。県内で10代の感染者の死亡が確認されたのは初めて。死者の累計は229人となった。