「太古の鼓動」が優良賞 吉行さん、西古見の風景写す 都城市美術展

2022年10月01日

芸能・文化

都城芸術文化協会長賞を受賞した「太古の鼓動」

第68回都城市美術展(市、市教委主催)の表彰式が24日、宮崎県都城市コミュニティセンターであり、奄美市名瀬のアマチュアカメラマン、吉行秀和さん(63)が都城芸術文化協会長賞(優良賞)を受賞した。作品は瀬戸内町西古見の風景写真「太古の鼓動」。吉行さんは「奄美の力強い風景をアピールできた」と話した。

 

美術展は絵画や彫刻、デザイン、写真、書、工芸、映像その他の作品の公募展。吉行さんの写真はA1サイズ(84・1㌢×59・4㌢)のモノクロ。三連岩と夕日、ソテツ、岩陰を写した。

 

今回の入賞作は25点。表彰式に出席した吉行さんは「絵画やデザイン系の応募が多い中、写真で入賞することができた。奄美の力強い風景をアピールすることができてよかったと思う」と話した。

 

作品は10月2日まで同美術館で展示される。