写真を撮りに車で出掛けよう 映えるスポット、「フォトドラ」 奄美大島4カ所を新たに認定 県と鹿児島県オールトヨタ
2022年11月09日
社会・経済
県と鹿児島県オールトヨタによる観光振興事業「かごしまフォトドライブプロジェクト」(通称フォトドラ)実行委員会は7日、奄美市と大和村、宇検村で「フォトドラアワード」の認定式を行った。写真映えする撮影スポットとして、奄美市の「住用のマングローブ林」、大和村の「宮古崎」「国直集落」、宇検村の「田検のバス停」の4カ所を2021年度~22年度の同アワードに認定。各自治体へ認定証を贈呈した。
フォトドラは2019年発足。「映えるを撮ろう。クルマと行こう。」をコンセプトに、「写真を撮りに車で出かけたくなる」ような絶景や食、伝統文化を同アワードに認定し、その魅力を県内外へ発信している。認定数はこれまでに県内123カ所(うち奄美群島11カ所)。認定式は新型コロナの影響で延期となっていた。奄美大島以外の各島の認定式は今年度中に実施予定という。
奄美市役所であった認定式では、柳園久志実行委員長(ネッツトヨタ南九州代表取締役社長)が「マングローブ林は大自然を肌で感じられる貴重な場所であり、世界自然遺産の魅力を存分に体感できるスポット」と評価。安田壮平市長は「地元にとっても大きな喜び。地域活性化に生かしたい」と話した。
「フォトドラ」は毎週水曜日(午後8時54分~同9時)にKKB鹿児島放送で放映中。インターネット交流サイト(SNS)とも連携し、ホームページなどで番組内容を視聴できる。